“スマホ中毒”で脳は健康に!? 50歳以上で認知機能の低下率が小さい「認知的な挑戦」が反映と米学者が主張

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 ※画像はイメージです(Summit Art Creations/stock.adobe.com)
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 画面にくぎ付けになることは脳に有害という見方が多い中、スマートフォンにハマることで脳がより健康的になるという説が出てきた。スマホの常用が脳に良い作用をもたらすがある研究で明らかとなった。

 米国の神経学者が、スマホを長時間使用する50歳以上の人々は認知機能の低下率が低いことを発見したという。

 ベイラー大学の専門家、マイケル・スカリン博士は話した。「いつの日も、テクノロジーが私たちにとっていかに有害かというニュースばかりです。頭脳流出や頭脳腐敗という言葉がよく使われますが、今やデジタル認知症という言葉まで作られています。研究者として、それが真実なのかどうかを知りたいと思いました」

 高齢者が現代のテクノロジーを使いこなすにあたって直面する困難は認知的に有益であるとして、スカリン博士は続けた。「中年、もしくは高齢の人々が口にすることに、『このコンピューターにはイライラさせられる。学習するのが大変だ』というのがあります。実はそれは認知的な挑戦の反映なのです。たとえその瞬間は気分を害していようと、脳にとっては有益なことかもしれません」

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