遅刻したのに「早く来た」と思わせる処世術 新社会人必見の裏技に共感の嵐「これはガチ」「バラさないで」

藤丸 紘生 藤丸 紘生
画像はイメージです(buritora/stock.adobe.com)
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 新社会人必見!遅刻したのに早く来たように錯覚させる処世術がSNS上で「良いアドバイス」「これはガチ」「バラさないでくれ」と話題を呼んでいる。

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 新社会人の皆さんに一つだけアドバイスをします。遅刻する時は、15分遅れそうなら「30分遅れます」と言うようにして下さい。そう言っておいて、15分遅れで出社すると「おお、早かったな」となぜか遅刻したのに早くきたみたいな錯覚を起こせます。これは人生のあらゆる場面で役に立つので、覚えておいて下さい。

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 tomo(@TomoEqual)さんが3日、自身のTwitterにつづったこのアドバイスが大反響。7日時点で約6.8万件の「いいね」が寄せられ、リプライでは「良いアドバイス」「まさに!まさにそれ!!!」「これはガチ」「バラさないでくれ、頼む」など共感の嵐が巻き起こった。なかには「仕事でも『あと1時間くらいで終わります』って言っておいて、30分で終わらせると『お、頑張ったな』ってなりますね!」など遅刻以外の場面に応用する声もあった。

 tomoさんによると、この処世術との出会いは営業職に就きたての頃。「先輩と同行していて、遅れても数分みたいな時点でお客さんに『30分遅れる』と電話を入れて『ちょっとお茶しよう』と言われた事があって、その時はものすごい衝撃を受けました」と振り返った。新社会人に向けた投稿に「意外と共感してくれる方が多くて、割とメジャーなテクニックだったのかな」と思いを明かした。

 ただ、使い方にはくれぐれもご注意を。「あまりに早すぎると、かえって印象が悪い。例えば『1時間遅れます』と言って、5分後に来たら(なんだこいつ、変なやつ…)って思われますよね(笑)」とtomoさん。また、早く到着しすぎることで相手が嫌な思いをすることも。「商談の場合、30分遅れてくるなら、その間にこの仕事をやろうと相手は思っているかもしれないので、早く着きすぎるのは良くない」とアドバイス。tomoさん自身もこのミスで相手に嫌な顔をされた経験があるという。

 使い方をわきまえていれば便利な処世術ですが、tomoさんは「そもそも(遅刻の)マイナスな印象を少し減らせるとか、傷を広げないみたいな小技」だとし「頻繁に使うようだと、そもそも“ルーズな人”になってしまうので、いざって時に使う事ですね」と忠告。そう、これはあくまで遅刻してしまった際の最終手段のため、多用はご法度。遅刻しないに越したことはないので、時間はしっかり守りましょう。

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