女優のデミ・ムーア(62)がピープルによる毎年恒例の「最も美しい人」に選ばれた。『サブスタンス』の日本公開を控えるデミは、動画の中で、今では自分の体への「より深い感謝」を感じており、もはや外見で自分を定義づけることはなくなったと語っている。
「今の私を形作ってきた、私の体が経験してきたすべてのことに対して、より深い感謝の気持ちを抱いているわ」「鏡を見て、『ああ、老けた』とか『ああ、顔が衰えてきた』と思わないという意味ではないの。そう思うこともあるわ。でも、今の自分の状態を受け入れることができるし、今違うのは、それが私の価値や人格を定義するものではないということ」「ある意味で、美しさはただそこに存在する。花を見て、その美しさに気づくように。人間的なレベルでは、本物らしさやポジティブさが大切。美しさは、ありのままの自分でいることに心地よさを感じることから生まれるの」とデミは語る。
元夫ブルース・ウィリスとの間に3人の成人した娘を持つデミは、かつてはできるだけ美しくなろうと自分を「苦しめていた」と認めるものの、最近では自分を「罰する」のではなく、もっと自分に優しく、体に耳を傾けるようにしているという。