大人気ロックバンド「SUPER BEAVER(スーパービーバー)」が23日、公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。この日の18時から開演予定だった大阪・Zepp Osaka Baysideでの公演を延期することを発表した。
公式アカウントでは「公演延期のお知らせ」と題して文書を公開。「本日4月23日(水)ライブ実施に向けた当日リハーサルにてVo.渋谷龍太が歌唱における喉の不調を訴えました」と明かし、「その場に居合わせたメンバー及びスタッフも実際にその状態を確認したうえで本日のZepp Osaka Bayside公演での歌唱は難しいと判断し、当該公演の延期を決定させて頂きます」と知らせた。前日の22日には、同会場で「Day1」としてライブが行われていた。
この延期発表は16時26分の発表で、開演の1時間半前ということもあり、「開演直前のお知らせとなり誠に申し訳ございません」と謝罪。振り替え公演については「実施すべく調整を進める予定ですが、止むを得ず中止とさせて頂く場合もございますので予めご了承下さい」と記した。
喉の不調を訴えたボーカルの渋谷も自身のXを更新。「ギリギリまでどうにかならないものかと手を尽くさせてもらったため、直前のタイミングになってしまいごめんなさい。楽しみにしててくれたのに、本当に申し訳ないです」と公演延期を謝罪した。また自身の体調については「身体は本当に元気なだけに、悔しいです。しっかり歌えるようになって復帰します。」と記した。
「SUPER BEAVER」は2005年結成のロックバンド。メンバーはボーカルの渋谷龍太、ギター・コーラスの柳沢亮太、ベースの上杉研太、ドラムスの藤原広明。テレビ東京系ドラマ「その『おこだわり』、俺にもくれよ!!」オープニングテーマの「人として」や、映画「東京リベンジャーズ」主題歌の「名前を呼ぶよ」などが有名。2024年には、同年だけで計5度の日本武道館ライブを成功させている。2025年にもNHK総合ドラマ「バニラな毎日」の主題歌「涙の正体」を提供するなど、タイアップ曲を数多く手がけている。