カルチャーショック! イギリス人に「◎」「◯」「△」の意味が伝わらなかったというエピソードが話題

近藤 リナ 近藤 リナ

イギリス人の前で「◎」「◯」「△」を使ったプレゼンテーションをしたら、通用しなかったという投稿が注目を浴びている。

「たまたま自分以外全員イギリス人のミーティングでプレゼンしていたら、ある項目についてわたしが作ったアセスメント表を見て、◎◯△✕は何を意味するのかと聞かれた。△にネガティブな意味はなく◎と◯も関係値が見えないらしい。ここに来てまだあった、カルチャーショック!」と紹介したのは、ikasmiさん(@taberumy)。

日本では「◯」はポジティブ、「✕」はネガティブで、「△は」その中間。そして「◎」は「◯」よりもさらにポジティブな状態を表す。しかしなんと日本以外の国では「〇」「×」はともかく「△」や「◎」の意味が通じないことがほとんどだそう。

SNSユーザー達からは今回の投稿に対して、

「そうなんですね!私イギリス人の生徒たち相手にこれを使うの強要(?)してましたが 笑、毎回相手に◎が「一番いいっていう意味?」って聞かれる理由が今やっと分かりました。混乱してるんだってことすら気付いてもいませんでした😅。」「うわ、びっくりした!そうかまるさんかくしかく通じないのか😮確かにチャートの場合ティックが(applicable)って意味で使われる以外は記号使ってるの見ないかも」「イギリス人だとどんな記号で表すんですか?10段階の数字とか?」など様々な声が寄せられている。

ikasmiさんにお話を聞いた。

近藤理菜(以下「近藤」):この投稿のエピソードについてお聞かせください。

ikasmi:たまたま自分以外が全員イギリス人のミーティングで自分の作ったアセスメント表を共有したところ、表に使われているアイコンの意味を聞かれて驚きました。「◎」「◯」「△」「✕」と、日本では一般的なアイコンでとても良い、良い、普通、悪いのようなニュアンスで使ったのですが、同僚のイギリス人はそれぞれのアイコンはただの形でしかなく特別な意味がないと言われました。イギリスで働いてしばらく経ちますが初耳だったので驚きました。

近藤:その他イギリスで働いていて感じたカルチャーの違いがあればお聞かせください。

ikasmi:会社にはよると思いますが、みんな私生活の優先順位が高く終業時間ちょうどに終わるのはもちろん、子どものお迎えや病院など一時的に仕事を中断しないといけない時も、全員が私生活を大切にするマインドを持っているので寛容です。とは言え仕事が雑なわけではなくちゃんと回っているので無駄が少ないのだと思います。

近藤:これまでの反響やコメントについてご感想をお聞かせください。

ikasmi:驚き、共感、侮蔑、考察・疑問に分かれました。知らなかったという驚きの声、自分も同じ現場に遭遇したことがあるという声、海外で働いているのにそんなことも知らなかったの?というマウント、ゲーム機のコントローラーのアイコンを引き合いに出した考察や、では実際イギリスではアイコンの代わりに何が使われているのだろう?のような疑問の声が上がっており、今まで不特定多数の方が議論をするようなバズり方をしたことがなかったのでいろんな声が見られて新鮮でした。

◇◇

日本では当たり前と思っていたことも、いざ違う国で働くと様々な違いに気付かされる。今回のケースについて「そうだったの!」と驚いた読者の方も多かったのではないだろうか。おそらくまだまだ隠れたカルチャーショックが世界と日本との間にはあるのだろう。

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Twitterアカウント:https://twitter.com/taberumy

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