シンガーソングライターのブルース・スプリングスティーン(75)が自身の伝記映画の撮影現場を訪れた。ジェレミー・アレン・ホワイト主演の『デリバー・ミー・フロム・ノーウェア』の撮影を見たブルースは、祖母の家の再現を目の当たりにし、楽しんだという。
バラエティ誌のポッドキャスト『アワーズ・サーキット』でブルースは話した。「ずっとツアーに出ていたこともあって、撮影は僕なしで行われたんだ。でも時々撮影現場に行ってね。その様子は興味深かった。祖母の家をもう一度見て、家の中に入ったりして、幼かった頃の自分を大まかに感じることができた。あらゆる側面を楽しんだよ」
1982年のアルバム『ネブラスカ』制作に焦点を絞った同作は、ウォーレン・ゼインズの同名本の映画化で、スコット・クーパーが監督兼脚本を務める。
ブルースは映画化に賛成した経緯について「彼らがアイデアを出してくれて、『面白そうだ』って言ったんだ。僕の人生の2、3年の抽出だから面白いコンセプトだ。81年、82年の頃で個人的な困難を経験しつつ、『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』も同時に作っていた。素晴らしいよ」と話した。
ブルースは以前に同作で自身を演じるジェレミーを絶賛。シリウスXMの『Eストリート・ラジオ』で話した。「彼は歌がうまい。とてもね。加えてジェレミー・ストロングにオデッサ・ヤングもいる。素晴らしいキャスティングだ。ジェレミー(アレン・ホワイト)は素晴らしい俳優だし、皆すぐに溶け込めるだろう。ファンの人々が深く納得できる解釈をしてくれたと思うし、素晴らしい仕事をやっている。撮影現場に行くのがとても楽しいんだ」