NHK党の立花孝志党首(55)が27日、国会内で行われた党の定例会見で、ガーシー参院議員(51)を批判した日本維新の会の藤田文武幹事長(41)に謝罪した。立花氏は20日の定例会見で、ガーシー氏の進退を問う藤田氏について「懲罰というなら、藤田さんのことを言う。ガーシーから、それくらいの情報を聞いている」などと発言。〝暴露ネタ〟を予告していた。
立花氏は「藤田幹事長に対して、暴露ネタがあるかのような発言をしたことは認めます。これに関しては、一方当事者からの情報をもとに発言したために、藤田幹事長に多大なるご迷惑をおかけしまして、これは深く謝罪をいたします。藤田幹事長に関するスキャンダル、不祥事的なことについては私の勘違いでございました」と頭を下げた。
26日に、藤田氏にツイッターのダイレクトメッセージ(DM)を通じ真偽を確認。「噂レベルの話で『こういう方とつながりや面識はありますか』との問いに『まったく知りません』ということでしたので、本人にDMで直接謝罪をした」と経緯を説明した。
立花氏は、藤田氏とのDMでのやりとりで「中条きよし議員は、ぜひともNHK党に来ていただきたい人材です」として、年金未納が報じられた日本維新の会の中条きよし参院議員(76)を〝スカウト〟したことを明かした。「年金をもらわないから、年金を払わないという国民の声は多くある。政党助成金をもらうために党に入ってもらうことはできませんが、入党してNHK党の会派として参議院議員として働いてもらうことは可能。全力でアプローチしているということで、藤田幹事長にも伝えた」とした。
藤田氏からは「勘弁してくださいよ、という返事」が返ってきたという。立花氏は「我々としたら、のどから手が出るほど欲しい国会議員です。スカウトに行くのは当然。中条きよし議員は至極まっとうなことを言っている」と熱烈オファー。「国会でディナーショーや新曲の発表をしていいじゃない。そんなに責められること?堅苦しすぎるでしょ」と全面擁護した。