共産党が2日、自民党国対を通じ、高市早苗首相(64)宛に「NHK『日曜討論』における高市総理大臣の欠席に強く抗議する」とした文書を、社民党との連名で送付したと発表した。
文書では「昨日午前放送されたNHK『日曜討論』において、高市総理大臣が急遽番組を欠席したことに、強く抗議する」として、高市早苗総理が1日に放送されたNHK「日曜討論」出演を、腕の治療を理由に急きょ取りやめたことに抗議した。
リウマチの持病がある高市総理は、遊説中に手を引っ張られたとして、治療のために「日曜討論」出演を番組開始30分前にキャンセルした。文書では「番組側の説明によれば、欠席の連絡は生放送直前になってなされ、理由は『腕を痛め治療にあたるため』とのことであった。しかしこの日の午後、高市総理は、岐阜県及び愛知県内で街頭演説をおこなっている」と“矛盾”を指摘した。
さらに「当番組は、各党党首が国民の前で政策や政治姿勢を直接議論する唯一の、極めて重要な機会であったものである。選挙終盤を迎え、円安についての総理の『外為特会の運用が今はほくほく状態』との、物価高に苦しむ国民生活を顧みない重大な発言の真意や、依然として大きな関心事である自民党の裏金問題、総理自らもかかわる統一教会問題や裏帳簿疑惑などについて、自ら国民の前で説明し、各党党首と正面から議論する責任がある」と強調した。
「今回の欠席は、そうした国民にたいする説明責任を軽視・回避するものであり、到底容認できない。私たちは、高市総理の、議論の場から逃げる姿勢に強く抗議するとともに、総理が出席する形であらためて各党党首による討論の機会を速やかに設けることを強く求める」と高市首相出席の上で、各党党首による“再討論”を求めた。