山本太郎代表「れいわローテ」批判に反論 大石晃子共同代表「5人が活躍できてコスパがいい」

杉田 康人 杉田 康人
国会内で会見するれいわ新選組の山本太郎代表
国会内で会見するれいわ新選組の山本太郎代表

 れいわ新選組の山本太郎代表(48)が23日、国会内で会見し、辞職した元参院議員水道橋博士氏(60)の残りの任期約5年半を同党の5人が1年交代で担う「れいわローテーション」に言及。与野党から批判を受けていることについて「抜け穴だと言われるなら、法律を変える努力をすればいい。それが必要だと思うなら、それをやるべき」と反論した。

 自民党参院幹事長の世耕広成氏が、参議院議員の任期を6年と定めた憲法46条と照らし合わせ「憲法の趣旨に合致しない」などと発言したことに、山本氏は「憲法上の問題であると言う方もいらっしゃいますが、憲法上特に抵触するような部分はないとして私たちは前に進めている。1人の議員が6年間最後まで務めなきゃダメだよとは書かれていない」と返した。

 山本氏は続けて「さまざまな憲法違反を行い続けている自民党から憲法違反だ、みたいなことを言われると非常に感慨深い。〝歩く憲法違反〟みたいな人にチャンピオンベルトを巻いてもらった感じ」と皮肉る。「200万票以上いただいた比例票、多くの人々の民意をくみ上げていくものになる」と、改めて「れいわローテ」の意義を強調した。

 れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員(45)は「本来1人の議員の枠で、全体5人が活躍できるという非常にコスパがいいものだとしてご理解いただけたらなと思いますし、メリットについても積極的に発信していきたい」とした。

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