地域政党「再生の道」前代表の石丸伸二氏が約1年前に語っていたベネズエラの現状が話題となっている。石丸氏は2025年1月22日に配信されたYouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」に出演。三菱UFJ(当時は三菱東京UFJ)銀行で2014年からニューヨーク駐在員として勤務し、南米担当の為替アナリストも務めていたという立場からトークに参加した。
米国が2日(現地時間)にベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領らを拘束する事件が発生たことで、石丸氏の発言内容にも注目が集まった。切り抜きのショート動画などが拡散している。
配信された「ReHacQ-リハック-」は、元TBS社員だった大前プジョルジョ健太氏によるABEMAのドキュメンタリー番組「国境デスロード」を扱った内容だった。移民についての話題となり、ベネズエラ人は米国で4年働くと3000年分の年収が稼げることなどが伝えられた。
石丸氏は「実はベネズエラは当時から危なすぎて入ったことないんです」とした上で、「日本人で残ってるのは自動車メーカーとそれ関連の商社と外交官くらいじゃないかな。日系企業がもう商売できない環境ですから」とすでにかなり危険な状態だったと説明した。
100万%というケタ違いのインフレについては「お金がお金として用をなさない」と表現。何百万人単位でベネズエラ人が国外脱出しているとした。
さらに後半では、ベネズエラがマドゥロ大統領の前のチャベス氏時代に民主化していたことを説明。石油も産出されるようになり国は豊かになったが「そこから没落したという意味では、完全に人災なんです。それはただただ政治が腐ったからなんですね」と語気を強めた。
結局、一部の人間が富を握り、軍の力も使って支配する形に。ベネズエラは豊かだったが「人災」で転落した国の姿だと指摘し「日本は今、豊かですけど無関係とは思えないし、思わなかった」と遠い国の出来事とはしなかった。