凍った状態のマンモスの赤ちゃんが、カナダ北西部ユーコン準州でを発見された。永久凍土層で作業していた金鉱労働者が見つけた。マンモスの赤ちゃんは3万年以上前に死んだものとみられる。皮膚や毛も残っており、今回のようにほぼ完全な形で見つかるマンモスはまれだという。
マンモスは、ケナガマンモスとみられている。発見後、地元地域のメンバー、科学者、ユーコン準州当局者、鉱山関係者が式典に参加し、マンモスを覆っていたシートが外され長老によって祝福される中、祈りがささげられた。
マンモスは雌。現地先住民の言葉で「大きな赤ちゃん動物」を意味する「Nun cho ga(ヌン・チョ・ガ)」と名付けられた。北米に生息していたマンモスは4000年ほど前に絶滅したと考えられている。