神輿の中に入った生ける猫神様の写真がSNS上で大きな注目を集めている。
「神輿の修理中に中に入って堂々たる猫神様。ナイスショット!」
と件の写真を投稿したのは、徳島市を拠点に社寺建築、木造建築に携わる「木渼斗(きびと)」代表の切中俊裕さん。
まるであつらえたかのようなジャストフィット感で神輿におさまる猫。この堂々としたたたずまいにSNSユーザー達からは
「可愛い〜♡」
「ニャイスショットΣp📸ω・´)」
「御神体の貫禄が有るね(笑)
お猫さま「今日はなに用じゃ?」「お供えが無いでは無いか(怒)」( ̄0 ̄)」
「まるであつらえたかのように(*´艸`)
ステキ猫神様( ΦωΦ )😆👏」
など数々の絶賛のコメントが寄せられている。
切中さんにお話を聞いた。
ーー神輿を修理されることになった経緯を差し支えない範囲でお聞かせください。
切中:この神輿は近くの神社さんからの依頼です。修理できずに倉庫で眠っていたようです。依頼を受けたのが去年の10月中旬です。秋のお祭りに間に合うように修理しました。
ーー猫が神輿の中におさまった際のシチュエーション、ご感想をお聞かせください。
切中:猫が御神体の中に入っていたのはお昼休みで食事に行って帰って来た時です。とても臆病な猫なのでいつもは逃げるのですがこの時はじっとしていました。動くな、と心の中で祈りながら撮影しました。
ーーこれまでのSNS上の反響についてご感想をお聞かせください。
切中:想像以上に大きくて驚いております。去年の11月にはTikTok に載せました。そちらも30万回再生を超えております。
昨今の情勢が少しでもよくなればと思います。
◇ ◇
貴重な一瞬を捉えられた切中さんに賛辞を送りたい。
なお今回の話題を提供してくれた木渼斗・切中さんは日々、ホームページやSNSを通して宮大工の文化について情報発信している。日本の伝統建築の維持に欠かせない宮大工の技術。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
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