エリザベス女王 ウィンザー城でエリザベス1世の幽霊と遭遇

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エリザベス女王
エリザベス女王

 英国のエリザベス女王(95)が、かつての君主の幽霊に遭遇したことがあるという。正式名エリザベス2世の女王は、妹のマーガレット王女とウィンザー城にいた際、エリザベス1世の幽霊を目撃したそうだ。

 2002年に薨去したマーガレット王女と女王は、16世紀に生きたイングランド女王の幽霊に出会ったそうだが、それを体験した正確な年については明らかになっていない。

 観光サイトのVisit Britainはこう明かしている。

 「女王と、その唯一の妹だったマーガレット王女はエリザベス1世の幽霊をウィンザー城の図書室で見たのです」

 エリザベス1世の幽霊は、姉のメアリー1世の隣に埋葬されたウェストミンスター寺院に「出る」ことでも知られているが、ゴーストハンターらによると、その波乱万丈な生涯から安らかに永眠できず幽霊となりあちこちに出現しているのだという。

 エリザベス1世は2歳の時に、母親アン・ブーリンが父親ヘンリー8世から斬首刑に処され、その後もメアリー1世が統治した時代にプロテスタントによる反乱を支持した疑いでロンドン塔に収監、更にスコットランド女王のメアリーの処刑を命じることとなる。

 結婚歴や子供もないまま1603年に69で崩御したエリザベス1世は、死の間際には友人らの死によって深刻なうつに陥っていたとされている。

 今回女王がエリザベス1世を目撃したとされるウィンザー城は25人ほどの幽霊が潜んでいるとされていて、専門家らによると、他にもジョージ2世、ジョージ3世、エリザベス1世の父親のヘンリー8世らの幽霊が彷徨っているそうだ。

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