人気女優のランジェリーブランド 6億円超の資金調達に成功

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ソフィア・ベルガラ
ソフィア・ベルガラ

 ソフィア・ベルガラ(49)とレナータ・ブラックが手がけるランジェリーブランド「EBY」が、600万ドル(約6億6000万円)の資金調達に成功した。

 2018年に立ち上げられた同社(社名はEmpowered by Youの略)は、「下着を、誘惑するためのものではなく、力を与えるためのツールとして位置づけ直す」としており、同ブランドが特許を取得した「滑り止めグリップ」技術採用のブラジャーとショーツは、市場に出回っているものとは異なるという。

 さらに、商品の販売利益の10%は、貧困に苦しむ女性にビジネスを始めるための融資を行う非営利団体「セブン バー財団」に寄付されるそうだ。

 CEOであるブラック氏はWWDにこう語る。

 「EBYの目標は、レギンスを履いているすべての女性がEBYの下着を着用するようになる事。以上、それだけです。なぜかというと、シームレスに関しては私たちの技術のおかげで当社が信頼されていますし、他のどの製品も及ばないでしょうから。これは、上にズレたり、束ねた状態になったり、食い込んだりといった女性が抱える1つの問題を解決する技術であり、本当にパフォーマンスに基づいた製品なのです」

 また、EBYはサイズが揃っていることも自慢のひとつだとして、ブラック氏はこう続けた。

 「サイズに寛容なブランドがどれだけあるでしょうか?もちろんそういう動きは以前からあり目新しいことではありませんが、女性がたった1つの決断で、自分が着る下着だけでインパクトを与えることが出来るというのは素晴らしいことです。そこを誰もやっていなかったので市場には間違いなく穴がありました。今、人々は自分が応援するブランドにもっと大きな目的を求めています。私たち商品購買層のほとんどは、インパクトが欲しいのです」

 ソフィアは以前「女性たちは、自分たちの存在を認めてほしいと思っています。大きいサイズの人もいれば、小さいサイズの人もいて、適切な下着を見つけることが出来ませんでした。だから、女性が何を必要としているかを知ることは重要です」と、「ニーズ」に合ったものを考えていたと語った。

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