人気歌手のリゾ(32)が「美の基準を巡る会話を変えたい」として、加工なしのヌード写真を投稿した。日本でも販売されているパーソナル・ケア、Dove(ダブ)のブランドアンバサダーとしてリゾは、「ザ・セルフィー・トーク」キャンペーンに参加、裸のセルフィーを通して、自分たちが持つナチュラルな美を受け入れることを呼びかけている。
「牡牛座のシーズンを迎えるにあたって皆には加工無しのセルフィーを見せたい。いつもはお腹を修正して、肌も滑らかにするんだけど、今回は私の自然な姿を見せるわ。ダヴとのパートナーシップにわくわくしている。ソーシャルメディアのネガティブな影響をくつがえして、美の基準に関する会話を変えていく手助けになればと思う。本当の自分を受け入れましょう」とリゾはインスタグラムに綴る。
ソーシャルメディアや加工技術が、若い世代の自己肯定感にとってどれだけ危険なものかを訴える今回のキャンペーンについてリゾはこう続ける。
「この世代が自己表現に関してとてもクリエィティブであることは素敵なことだと思う。それぞれのアイデンティティや自分の美しさを自ら創り出すのを見るのは感動的だわ。けど、自己イメージや自信に関して悩む人がかつてないほどいる。デジタル的に変形された自分自身を見せる重圧が、現実の自分は十分に美しくなく『いいね』の価値もないという考えをさらに増強させる。ダヴの『セルフエスティーム(自尊心)・プロジェクト』と私からのお願い。あなたたちの周りの若者たちとセルフィーについて話をして欲しい。世界中の若者にそれは起こりつつあるから、話し合いましょう」
チャートを賑わし始めてから常にボディ・ポジティブを訴え続けているリゾは最近、自分の音楽や信条よりもその体型で世間に認識されていると明かした。
「ずっと悩んでいるのは、誰もが私のサイズに関して話し、興味を持つこと。自分のサイズについて誰かから文句を言われたくないし、『あなたとても勇敢ね』と称賛されるのも神経を逆なでされる感じ」