ポール・バーホーベン監督(63)が「氷の微笑」の有名シーンの撮影時、下着をつけないように仕向けられたというシャロン・ストーンの主張を否定した。1992年の同作で、マイケル・ダグラス演じる刑事ニックらから事情聴取を受けている際、シャロン演じるキャサリンが足を組み替えて下着を付けていない陰部を露にするシーンはあまりにも有名だが、今年の3月になってシャロンは撮影上の理由で下着を履かないで欲しいと言われていただけで、陰部は映らないと言われていたと口にしていた。
しかし今回バーホーベン監督は、自分の記憶とは「大幅に異なる」として、バラエティ誌に「僕の記憶はシャロンのものとは大幅に異なるね。だからといって、彼女の見事なキャサリン・トラメルの描写には影響させたくない。彼女は本当に素晴らしかった。今でも携帯メールのやりとりをするくらいの仲だけど、彼女のバージョンについてはあり得ないと言いたい。彼女は当時どうなるのかがしっかりわかっていたはずだ」と話している。