維新の参院選候補は元グラドル佐々木理江氏に!ボートレーサーの夫は運を吸い取られた?当日に無念の珍事

杉田 康人 杉田 康人
2人の候補に期待を寄せた吉村洋文代表
2人の候補に期待を寄せた吉村洋文代表

 日本維新の会が、参院選大阪選挙区(改選数4)の公認候補者(男女1人ずつ)を決める党内予備選が8日、投開票され、男性は岡崎太大阪市議(57)、女性は佐々木理江同市議(42)が公認候補として選出された。現職の梅村みずほ参院議員(46)は落選した。維新は、大阪選挙区で2議席の当選を目指す。

 大阪市議を4期務める岡崎氏は「どちらかと言うと(予備選に)受かったと言うよりは、7月に予定されている本番の参議院選挙に向けての緊張感が高まっているというのが正直な心境。4人区の大阪選挙区で(維新は)2人の参議院議員を輩出してきた。我々の本拠地である大阪という牙城を守っていく。今後のこの国の改革というものを、大阪の改革を引っ提げて…という形で立ち向かっていきたい」と訴えた。

 同市議3期務めた実績を誇る佐々木氏は「大阪でやってきた改革を日本全国に広めていきたい。党勢拡大、そして大阪でやってきた改革を国政へ持って行けるように」と抱負を述べた。

 佐々木氏は元グラビアアイドルで、夫はボートレーサーの中野次郎(43)=東京・86期・A1=という異色の経歴を持つ。くしくもこの日、中野は宮島ボートで開催されていた「宮島チャンピオンカップ・G1」で優勝戦1号艇で10年ぶりのG1優勝を目指しながらも、悪天候(強風)のため中止打ち切りという不運に見舞われた。

 ボートレースG1の最終日打ち切りは、1995年以来という珍事。佐々木氏は「何年ぶりだったタイトル。すごく遠ざかっているんですね。勝ちたくて勝ちたくて、スタートもゼロ台ぶち込んでですね、どうするんだろうと思っていたんですけど。なんで、優勝戦走りたかったと思うんですけど…」と、夫の無念さを代弁した。

 党内予備選で公認候補者に選ばれたことを、中野に伝えたという佐々木氏は「そのぶんの運が、私にいったのかな…とぼやいてました」とポツリ。「でも、喜んでくれています」と笑顔を見せていた。

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