国民・榛葉幹事長、泉房穂氏に「逆ギレされても困る」「6秒待つといい」参院選で推薦せず→“暴露”発言

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
国民民主党の榛葉賀津也幹事長
国民民主党の榛葉賀津也幹事長

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が28日、国会内での定例会見で、参院選兵庫選挙区に無所属での出馬を表明した元兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)をいさめた。

 27日に泉氏がXで「国民民主党の共同代表の打診を受けたこともあります。お断りしましたが…」「自公与党との連立を前提にした話だったからです」などと“暴露”し、28日になって撤回、削除した。これに榛葉氏は「6秒待つといいんじゃないですかね。以前、どこかでアンガーマネジメントの講習を受けたと聞いていますので、(アンガー)マネジメントするんじゃないですか。冷静にやりましょう、冷静に」とツッコんだ。

 榛葉氏は「少なくとも完全無所属でやるとおっしゃられた方なんで、それがうち(国民民主党)が推薦ないから逆ギレされても困るんだよね、これ。いいんじゃないですか。3人区ですから。しっかり候補者を出していきたい」とし、玉木雄一郎代表がXで泉氏への兵庫県連推薦方針を取りやめ、独自候補を擁立するとしたことに同調した。

 泉氏は24日の出馬会見で、無所属で出馬する理由について「魅力的な政党がない」と発言し、その後撤回していた。榛葉氏はこれについても「泉さんらしくない発言ですね。立場が違っても、いろんな政党がそれぞれ頑張っている。そこには党員、サポーターや支援者がいるわけだから。公党に対してね、魅力的な政党がないなどと言うことは、この国の政治に未来を感じないということだから」とチクリ。「泉さんから『国民民主党は若干、魅力が出てきたね』と言われるように、きょうから努力、精進したいと思います。泉さん、ご指導してください」と皮肉たっぷりに返した。

 榛葉氏は、あくまで一般論と断った上で「立憲(民主党)さんと相互推薦というのは、うち(国民民主党)はないので。うちだけに推薦を求めたりっていう場合は考えます。しかし、立憲から応援をもらう、国民(民主党)からも応援をもらう。勝った後は、どこの会派に入るかわからない。これでは有権者から党が信頼を得られないと思ってますので、そういうことはやりません」と説明した。

 さらに「ましてやどの党も魅力ないね…なんて言われると、これは応援できないね」と、泉氏の“不適切発言”を蒸し返した。

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