学研ホールディングスの調査研究機関「学研教育総合研究所」はこのほど、小学生・中学生・高校生を対象に「一番好き/嫌いな教科」などについてアンケートを実施し、その結果を公開した。
小学生の一番好きな教科は、1位「体育」(20.8%)、2位「算数」(18.3%)、3位「図画工作」(17.1%)、4位「国語」(8.9%)、5位「音楽」(8.0%)という結果になった。
一方で、一番嫌いな教科は、1位「算数」(22.6%)、2位「国語」(17.8%)、3位「体育」(9.2%)、4位「外国語活動/外国語」(4.7%)、5位「図画工作」(4.5%)という結果になった。
過去の調査と比較すると、前回調査に続き、一番好きな教科の1位は「体育」、一番嫌いな教科の1位は「算数」となった。
また、一番好きな教科を男女別にみると、男子の1位は「体育」(25.3%)、女子の1位は「図画工作」(20.7%)だった。「算数」(男子24.2%、女子12.5%)は女子と比べて男子のほうが10ポイント以上高くなったのに対し、「音楽」(男子2.8%、女子13.2%)は男子と比べて女子のほうが10ポイント以上高くなった。
なお、中学生部門、高校生部門ではともに「一番好き/嫌いな教科」の全てで「数学」が1位となった。
同調査では小学生の子どもを持つ20~59歳の保護者が付き添い、子ども本人が回答するように依頼。1学年200人(男女各100人)の回答が集まったところで調査を終了し、1~6年生で計1200人分を集計した。中学生についても、同様の方法で1~3年生で計600人分の回答を集計。高校生については保護者を介さず回答を依頼し、1~3年生で計600人分を集計した。調査期間は2024年11月6~14日。(学研教育総合研究所 調べ)