紀藤弁護士「国会の動きが鈍い」2馬力選挙への対応に苦言 立花孝志氏、出直し岸和田市長選出馬表明

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
紀藤正樹弁護士=2017年撮影
紀藤正樹弁護士=2017年撮影

 弁護士の紀藤正樹氏が21日までにX(旧ツイッター)を更新。大阪府岸和田市長選(30日告示、4月6日投開票)に出馬表明した政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が、2度の不信任決議によって失職し、出直し選挙となる永野耕平前市長の応援を目的とする「2馬力」選挙を掲げたことに対して見解を綴った。

 紀藤氏は20日夜に更新したXで「当選目的がない立候補は選挙妨害の一類型として禁止すべき時が来ています。」と切り出し、「政府や国会の動きが鈍い。放置すれば国政よりも小規模の地方自治体ほどその皺寄せがきます」と指摘した。

 さらに、紀藤氏は21日のX投稿で、選挙ポスターに品位を損なう内容を記載することを禁止するための公職選挙法改正案が2月に衆議院の特別委員会で可決された報道を「参考」として添付。「今から検討ではなく今国会に間に合わせるべき」と強調した。

 また、同氏は「付則では当選の意思のない候補者が他の候補者を応援する『2馬力』と呼ばれる状況を念頭に候補者間の公平を確保するため施策のあり方を検討し必要な措置を講じる」と改正案の内容を補足した。

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