学研ホールディングスの調査・研究機関である「学研教育総合研究所」はこのほど、小学生~高校生を対象に実施した「小学生・中学生・高校生白書 小学生・中学生・高校生の日常生活に関する調査<第二弾>」を公開した。
小学生に「自分のことは好き?」と聞いた結果では「好き」が86.5%、「好きではない」が13.5%という結果に。男女・学年別で「好き」の割合が最も高くなったのは、男子では1年生(92.0%)、女子では5年生(90.0%)だった。反対に、最も低かったのは男子では6年生(78.0%)、女子では3、4年生(ともに83.0%)だった。
「好き」と回答した理由をみると、男女ともに小学生らしい理由であふれた。
男子からは「友達がたくさんいるから」(1年生)、「優しいから」(2年生)、「工作やゲームが得意だから」(3年生)、「頑張り屋だから」(5年生)、「真面目だから」(6年生)などの理由が寄せられた。
女子からも「毎日楽しいから」(1年生)、「かわいいから」(2年生)、「友達から頼りにされていると感じるから」(4年生)、「明るくて社交的だから」(5年生)、「頭がいいし面白いから」(6年生)といった理由が集まった。
一方で「好きではない」と回答した理由をみると、小学生なりの悩みが散見された。
男子からは「野菜が食べられないから」(1年生)、「怒りっぽいから」(2年生)、「まわりの子より運動神経がよくないから」(3年生)、「勉強ができないから」(4年生)、「人前で自分を取り繕うから」(6年生)などの理由が寄せられた。
女子からも「容姿が嫌いだから」(2年生)、「うまくいかないことがよくあるから」(3年生)、「自信がないから」(4年生)、「怒られることが多いから」(4年生)、「マイナス思考だから」(5年生)といった理由が集まった。
同調査では小学生の子どもを持つ20~59歳の保護者が付き添い、子ども本人が回答するように依頼。1学年200人(男女各100人)の回答が集まったところで調査を終了し、1~6年生で計1200人ぶんの回答を集計した。調査期間は2024年11月6~14日。(学研教育総合研究所 調べ)
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