国民民主・榛葉幹事長、商品券に「石破さんの顔載っけて」土産物化提案!「後ろから鉄砲玉」にも言及

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
国民民主党・榛葉賀津也幹事長
国民民主党・榛葉賀津也幹事長

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が21日、国会内での定例会見で、自民党総裁の石破茂首相(68)が新人議員15人にそれぞれ10万円分の商品券を配った問題について「国会のお土産物売場に石破さんのまんじゅうとか、瓦せんべい売ってるね。あれ自由に使っていいらしいから、商品券の包装紙に石破さんの写真とか似顔絵載っけて『労い』とか書いてあったら、商品券の活性化になるんじゃないの?」と皮肉った。

 榛葉氏は、記者団から歴代政権で商品券配布が慣習化していた疑いなどへの受け止めを問われ「商品券の話ばっかりでしょ。議論すべき問題山積みなんですよ。国民は10万円の商品券、どうでもいいから。もらえないから。国民は(ガソリン暫定税率)25円10銭安くしてくれってことですよ。早く自ら、政倫審に出て、説明することを求めたい」として、玉木雄一郎代表(55)が求めている石破首相の政倫審出席をうながした。

 「話変わるけど、商品券が最近、売れないらしいね。風評被害で。商品券に罪はないからね。商品券の使い方がまずかったんだね」と切り出し、騒動を逆手に取った“石破印"の商品券売り出しを提案。「商品券を正しく使えばいいんですよ。そういう使い方するからだめなんでね。早く石破さんには政倫審出て、まずはご本人が説明すればいいんじゃないしょうか?」と続けた。

 榛葉氏は「ただ、気をつけなければいけないのは、身内から出てるね。党内から、後ろから鉄砲玉撃たれてますね。どう見ても。むしろ、党内ガバナンスが老婆心ながら、どうなってるのかなと思わざるを得ないですね」と指摘。石破首相の商品券配布が、表面化した事情を推察した。

 「かつて私が尊敬した政治家が『政治には正面の理 側面の情 背面の恐怖』という言葉を教えて頂きました」と振り返った榛葉氏。正面の理屈が大事。理屈だけでは物事は動かない。側面の情、仲間との融和、情というものは極めて大事だよ。しかし一番気をつけなければならないのは、背面の恐怖。仲間から突き上げられることに、いつも気をつけなさいと言われた先輩がおりましたが、今の政府内閣、背面が恐怖なんじゃないでしょうかね」と指摘した。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース