部屋探しのリーディングカンパニー・CHINTAI社はこのほど、賃貸物件への引っ越し経験がある全国の20~50代男女800人を対象に「引っ越し後の物件に対する後悔や早期退去の経験」についてアンケートを実施した。
同調査結果によれば、6割弱(57.2%)が「賃貸物件に入居した後、後悔した経験がある」と回答。主な理由は部屋の設備に対する不満のほか、「住んでみたら電車の音が想像以上にうるさかった」「近隣の騒音がひどかった」といった騒音問題や、「隣人が何かとクレームをつけてくる」「近隣住民との人間関係に問題があった」など近隣住民への不満が挙げられた。
また、後悔だけにとどまらず早期退去にまでいたった経験がある人は全体の2割強(22.0%)だった。その理由は「騒音」(34.1%)が最多。次いで「近隣トラブル」(27.3%)、「転勤」(19.9%)と続いた。また「嫌がらせ」や「大家トラブル」といった対人関係に関連する理由も一定数見られ、住環境や人間関係が早期退去の原因であることが浮き彫りになった。