ポン・ジュノ監督、話題の新作『ミッキー17』は「人間味に溢れた新しいタイプのSF映画」

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 ロバート・パティンソン
 ロバート・パティンソン

 アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』などで知られるポン・ジュノ監督(55)は、自身が撮影したロバート・パティンソン主演の『ミッキー17』は「とても人間的なSF映画」だと明かした。マーク・ラファロ、スティーブン・ユン、ナオミ・アッキーらもキャスト陣に名を連ねる3月28日に日本公開の新作を「人間の匂いに溢れた新しいタイプのSF」と表現したもの。

 同監督はソウルで行われた記者会見で語った。「『ミッキー17』は一般的に言うところのSF映画ですが、同時に人間の香りに満ちた、とても人間的なSF映画です」「ロバート・パティンソン演じる、平凡で無力で哀れな青年ミッキーの物語です。人間の匂いに溢れた新しいタイプのSFです」

 ロバートは、主人公のユーモアのセンスを描くのは「かなり難しかった」ものの、自身がかつて飼っていた 「本当に行儀の悪い犬」を思い出させたことから、そのユーモアを表現するユニークな方法を思いついたことを明かしていた。「誰も彼を罰することができないからだ。どんな罰を与えても変わらない。文字通り17回死んで、自分の人生を台無しにしてしまったかもしれないことに気づいて、違う方法を研究するからね」

 エドワード・アシュトンが2022年に発表した小説『ミッキー7』を原作とした『ミッキー17』は、氷の惑星ニフルヘイムを植民地化するために働く、死ぬと記憶の大部分をそのままに新しい体が再生される使い捨ての探検隊員ミッキー・バーンズ(ロバート)の姿を描いている。

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