「事故物件」と聞くと身構えてしまうが、家賃が安いなどのメリットもある。今回、株式会社NEXERと株式会社INTERIQが共同で、全国の男女1000人を対象に「事故物件に住めるかどうか」についてのアンケートを行った。
アンケートでは16.4%が事故物件に「住める」と回答。住める理由について「安ければいいというスタンスなので気にしない」(20代・女性)、「怪異の類においてこれまで一切縁がなく、むしろ興味がある」(20代・男性)といった声があった。また「住める」と回答した人のうち、家賃が「相場より30~50%安い」ければ住むとした人が34.8%いた。
さらに「事故物件」となった理由もさまざまだが、「住める理由」があてはまるのは自然死が64.0%、孤独死が57.3%といずれも半数以上。自殺の場合は34.1%が、他殺でも25.0%が「住める」と回答。さらに事故物件となった理由がなんであれ、「時間が経過すれば」が56.1%、さらに「相場が安ければ何でも」という人も50.6%いる。
自然死があった物件の場合「その物件自体が悪いわけではない」(20代・女性)、「人は亡くなるのは自然なことなので、気味が悪いとか思わない」(30代・女性)という声が上がる。「相場より安ければ何でも住める」と回答した人は「結局清掃などが入り、元の影響がなくなるため、普通に住めると」(20代・男性)と説明。「時間が経過していれば」と回答した理由は「多少は風化していると思う」(30代・男性)、「時間が経過していると何となく大丈夫な気がする」(40代・男性)と住めるあげている。
◆株式会社INTERIQ(https://www.realestate1201.com/)