立憲民主党の小川淳也幹事長(53)が14日、国会内での定例会見で、党のSNS発信を強化するとの方針を明らかにした。
小川氏は「SNS対策について、本年1月1日職員の発令を行い、発信を強化するということにいたしました。幹事長室直轄、幹事長の責任の下、特にショート動画の配信に全力を挙げてまいります」と述べ、ショート動画に注力するとした。
「必ずしも乗せられたり煽られたりしたくないという気持ちはあるんですが…」と前置きした小川氏は、2024年の東京都知事選、衆院選、兵庫県知事選、名古屋市長選など一連の〝SNS選挙〟を挙げ「風景が一変しつつあるということをよく自覚しており、その主力がショート動画という認識の下、対策を強化するという趣旨です」と説明した。
ショート動画の内容について、小川氏は「主に国会質疑そして候補者の発掘を含めた選挙対策。さらには党務に関連して党幹部や、党内には中堅、若手、そして女性議員は大半が立憲民主党という状況にありますので、そうしたフレッシュな面々の打ち出し、セールスに力を入れていきたい」と強調した。
小川氏は、2025年初めての定例会見の冒頭「本当に大事な年になると思っています。2月には本予算、3月に企業団体献金、4月には選択的夫婦別姓を含めたおそらくですが重要法案。そして6月以降、政権を信任するのかどうかも含めて大きな議論。7月には都議選、参院選。参院選以降のことは参院選終わってみないとわかりません。大変な緊張感と責任感を持って、本年1年間運営ならびに国会対策、選挙対策全力を挙げたい」と話した。