自らの失職に伴う14日投開票の静岡県伊東市長選で落選した前市長の田久保真紀氏(55)が15日、X(旧ツイッター)を更新。「今回の選挙戦で繋がったみなさんとの絆はいつまでも私の宝物です」と思いをつづった。
田久保氏は「みなさま。本当にたくさんのご声援、ご支援、ありがとうございました!これだけの逆境の中でも私を信じて支えてくれたみなさんの想いに感謝しかありません」と、支持者に呼びかけた。
落選が確実になった後、報道陣の前には姿を見せなかった。「自宅の周辺にマスコミが押し寄せた為、選挙後のコメントを取りやめざるを得ませんでしたが、この後からの動画配信だけではなく、改めてまたみなさんとお話出来る場を作りたいと思っています」と“無言"を貫いた理由を明らかにした。
今後については「まったくの未定です。何か決まりましたら、またお知らせいたします!」とした。
田久保氏は同日午前にもXを更新。地元のテレビ局名を挙げ「私が『今日は行きたくない』というコメントをしたかのような報道が出ましたが、そのようなコメントはしておりません。このような記事は大変残念です。昨晩は深夜に渡って大勢の報道が自宅付近に詰めかけた為、取材をお断りしました(原文ママ)」として、自身が「きょうは行きたくない」とコメントしたとする一部報道を否定した。
さらに「今回の報道を受けまして」「依頼をいただいても、今後の選挙等に関する取材はお受けすることはできませんのでご了承下さい」と、当該テレビ局への取材拒否を一方的に通告した。