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何かのメッセージ!?いつも草を咥えているアルパカ…草文字を分析しアルパカの気持ちを記者が読み解いてみた

米田ゆきほ 米田ゆきほ

市川市動植物園(千葉県市川市)公式Xのミステリー感あふれる一連の投稿が話題になっている。

口に干し草が挟まったアルパカの写真と「 #いつも何か咥えてる」というハッシュタグ…。干し草はアルファベットや数字をかたどっているように見え、アルパカが何かを伝えるためのメッセージなのでは?という声が上がっているのだ。

投稿主であるアルパカ飼育員の佐野なつめさんに話を聞いた。

――このシリーズがはじまったきかっけは?

佐野:たまたま文字の形になっていて面白くて、Xに投稿し始めたことがきっかけです。動物のありのままを観察するだけで面白い気づきがあることを、皆さんに知っていただきたく始めました。

――なぜ咥えたままになってるんですか? 

佐野:1頭当たりの餌の量は1日1キロ以上。とてもマイペースな動物なので、食べているうちに飽きてしまったり咥えていることを忘れてしまい、口に挟まったままの状態になっているのかなと思います。遊んでいる可能性もあり、真相はアルパカのみぞ知る…という感じです。このシリーズを初めてから毎日何をくわえているか楽しみになりました!

◇    ◇

アルパカが咥えていた文字と数字は「7」「V」「L」「I」「J」の5文字。120通りの並び替えのパターンが考えられるが、Iは1とも読めるのでもしそうだとすると720通り。とても考えていられないので、Glockに頼んで意味のある言葉の並びを探した…

が正解が見つからなかったので、さらに視野を広げたところ、日本航空(JAL)が運航するサンフランシスコ発羽田行きの「JL1便」と、航空機の離陸時の速度「V1」が導き出された。

つまり、アルパカはサンフランシスコから飛行機に乗って旅に出たいということ…?

愛情深く世話をする佐野さんとアルパカ達の関係性を考えると、アルパカ達が伝えたかったのは、「サンフランシスコまで旅に出て、無事に帰ってこようね」ということだったのかもしれない。

市川市動植物園 X
https://x.com/ichikawa_zoo

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