歌手セリーヌ・ディオン(56)が、パリ・オリンピックの開会式でのパフォーマンスをオファーされたことが分かった。五輪でのステージでの歌唱を依頼されたそうだ。進行性の神経疾患、スティッフパーソン症候群を患っているが、本人はライブパフォーマンス復帰に意欲的だという。
ある関係者はザ・サン紙のビザー欄に話した。「セリーヌはステージに戻りたいと公言していますし、パリは絶好の機会となるでしょう。フルコンサートの他のオファーとは違い、開会式の出演は1曲のパフォーマンスとなります。セリーヌは開会式でのパフォーマンスを楽しみにしていますが、実現するかはまだ不明です」
関係者はさらに、「正式な出演オファーは今年始めにあり、セリーヌは実現に向け四六時中動いているところです。躍進を遂げ日々強くなっていますが、まだ全快というわけではありません。誰もがその実現を願っています。それは素晴らしい瞬間となることでしょう」
セリーヌは、自身の闘病生活を追った新ドキュメンタリー『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』の声明の中で、「この2、3年は私にとって挑戦のようなものでした。自分の病気が発覚してから、それと共存し、管理する方法を学ぶまでの道のりだったのです」
「芸能活動を再開するための道のりが続く中で、ファンの皆に会うことができなかったことが、どれほど寂しかったかを思い知らされました」「この不在中、私の人生を記録し、あまり知られていない症状に対する認識を高め、この病気を共有する他の人々を助けたいと思うようになったのです」と語っていた。