個人の発信だけでなく、リアルタイムの事象の情報源としても便利なSNS。日常的に利用している人の中には、日々トレンドを欠かさずチェックしているという人も少なくないだろう。NEXER社とCREXiA社が「普段SNSを使用している」と回答した全国の男女582人を対象に「SNSのトレンド」についてのアンケートを行った。
まずはSNSの主な用途について調査したところ、56.7%と半数以上が「主に情報収集に使用している」と回答した。他には「趣味について発信」(17.5%)、「SNS上での交流」(16.1%)などの使用理由が挙がった。
続いてSNSでトレンドや急上昇ワードなどをチェックしているか聞いたところ、約40%(40.9%)の人が「チェックする」と回答し、理由としては「いま世の中で何が話題なのかを知るため」「暇つぶしになるから」などを挙げた。逆に残りの60%近くの人は「自分の興味のあることしか見ないようにしている」「流行りは知らなくていい」とSNSに流行性を求めていないようだ。
最後にトレンドや急上昇ワードをチェックする人の中で、その日の気分が変わったりすることがあるかを質問。「ない」と回答した半数以上(63.9%)の人は「娯楽として見ているだけだから」「日常生活に影響はないから」と冷静に判断している様子。ただ残りの「はい」と回答した人(36.1%)は「悲しいニュースがあると気持ちが引っ張られてしまう」「犯罪や政治の話題ではナーバスになりやすい」と答える人も。SNSを活用することで世界中の情報を素早くキャッチできる時代だからこそ、情報の過剰摂取や取り込みすぎには注意したい。
◆参考 株式会社CREXiA(https://crexia.co.jp/)