米人気女性歌手 歌詞を巡り「嘘をつかれた」と主張 ヒット曲巡る秘話明かす

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ケリー・クラークソン
ケリー・クラークソン

 米国の歌手ケリー・クラークソン(41)は、ヒット曲『シンス・ユー・ビーン・ゴーン』を巡って「嘘をつかれた」と主張している。2013年に出版されたプロデューサーのクライヴ・デイヴィスの回顧録に、この曲のことで感情的になって泣き叫んだと明かされていたケリー本人が自らの経験を語った。歌詞は自身で書くよう言われたにも関わらず、実際にはすでに共同制作者が書き上げていたためバカにされたと感じたという。

 アンディ・コーエンが司会を務めるトーク番組『ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ』でこの騒動についてケリーは質問された。最初は笑い飛ばしていたが、「待って、クライヴは回顧録で私のことを書いているの?ホントに?それ私のことなの?」と反応した後、こう続けた。

 「その裏話をすると、私は嘘をつかれて『ある2人のプロデューサーが、一緒に仕事をしたいと言っている。曲はこれだ』と言われたの。それにはダミーの詞がついていたわ」「その曲に合わせて書くように言われた。(ドクター・)ルークとマックス(・マーティン)の2人は、私がこの曲の詞を書くとは聞いていなくて、すでに詞が存在していた」「レコード会社からは、まったく違うことを聞かされてて。だから悪い予感がした。なぜそんな嘘をつくんだろうって」

 ケリーは、この出来事が2004年のヒット曲に悪い印象を残したと認めている。「私は嘘が嫌い。だから、あの曲には嫌な印象を持っている」。ただ、同曲をコンサートで披露するのをやめるという意味ではないそうで、「私はすごく切り替えが上手いから。そのことは脇に置いておいて、ツアーではその曲を思いっきり歌うわ」と語った。

 クライヴの回顧録が発表された際、ケリーはクライヴが本に書いた内容を非難して、当時ウエブサイトWhoSayにこう書いていた。「いじめられることを拒絶するわ。クライヴの記憶の間違いと誤った情報を明らかにするだけよ」

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