スマートウォッチが、パンデミックに終止符を打つ可能性があるという説が出てきた。このデバイスが、コロナやインフルエンザへの罹患を早期に検出する機能は90%の精度を誇り、予期できない病気のまん延を劇的に減らすことが期待できるそうだ。
平均して人は自身が病気であることに気づくと、社会的接触を66%から90%減らすとされている。研究などによると、スマートウォッチのデータを使えば、症状が出る前に隔離することで拡大を完全に阻止できるかもしれないという。
フィンランド、アールト大学の研究者マート・ヴェシヌルム氏は話した。「コンプライアンスが低くても、人々が早い警告を受けて行動し自己隔離すればその影響は大きいと言えます」
「スマートウォッチによって罹患したことが発見され、即社会的接触を66%から75%減らすだけでも、症状の発生後隔離した人々に比べると病気の感染を40%から65%減らすことができるのです」