俳優マシュー・ペリー(53)が、自身の回顧録から俳優キアヌ・リーブス(58)の名前を削除すると誓った。人気ドラマ『フレンズ』で知られるマシューは、『フレンズ、ラヴァーズ、アンド・ザ・ビッグ・テリブル・シング』の中で、有名人の友達の一部がこの世を去っていく一方で、どうしてまだキアヌは存命なのかと綴っていたが、その後「ランダムな名前」を選んだだけで、悪気はなかったと明かしていた。
ロサンゼルス・タイムズ紙によると、先週末に開催された同紙「フェスティバル・オブ・ブックス」のパネルディスカッションに登場したマシューは、こう話した。「馬鹿なことを言ったよ。意地悪な行動だった」「僕は彼と同じ通りに住んでいるから、彼の名前を選んだんだ」「公の場で彼に謝罪したよ。今後出版されるバージョンには、彼の名前が含まれることはない」
また本人に会ったら、直接謝るつもりだそうで「もしあの人にばったり会ったら、謝る。馬鹿だったよ」と続けた。
マシューは、自身の映画デビュー作品『ジミー/さよならのキスもしてくれない』の共演者で、1993年に薬物過剰摂取で23歳の若さで帰らぬ人となったリヴァー・フェニックスについて語った際に、共通の友人であるキアヌの名前を出していた。
さらにマシューは、コメディアンの友人クリス・ファーレイが1997年に同じく薬物過剰摂取で33歳で他界した時を回想した際もキアヌに触れており、「それ(クリスの訃報)を聞いた時、ジェニファー・アニストンの控室の壁を殴って穴をあけた」「キアヌ・リーブスは我々と共にいるのに」と書いている。
マシューはその後謝罪、キアヌの「大ファン」だとしてピープル誌にこう話していた。「僕は実はキアヌの大ファンなんだ。僕はただランダムな名前を選んだだけで、僕の過ちだ。謝罪するよ。代わりに僕自身の名前を使うべきだった」