東京都議選(6月13日告示・22日投開票、定数127)に向け、地域政党「再生の道」を設立した石丸伸二氏(42)が、9日に配信した再生の道の公式YouTubeで「具体的に何を検討しているかというと、参院選に再生の道として介入するという選択肢です。その道を考えています。あくまで再生の道として介入、関与するというのを考えるという意味です」などとして、夏の参院選に“参戦"する可能性を示した。
石丸氏は「どういう形がいいかな…とか、やってどういう効果があるのかとか、どれくらい実現できそうなのか…とか、シミュレートしている段階ではありますが、まだ最終詰め切ってないですけど、自分の頭の中で、これはやる意義が結構あるんじゃないかなぁと思ってます」と説明した。
あくまで検討段階であると強調した石丸氏は「都議選で区切りがつくなというシナリオはあるんですね。それはそれでいいとして、そうはいっても参院選ですよ。国政が果たしてどうなるんだろうな…いろんな情報を得るに、不安、心配になるわけです。何かできることがあるんじゃないか…とか、自分の立場で何かすべきなのかなと勝手に思うんです」と思いを明かした。
石丸氏は「全く力のない、影響力が及ぼせないという立場ではないと思うので、自分自身が。社会に対して還元しないといけないものなのかと捉えています」とした。
24年7月の都知事選で戦った蓮舫前参院議員(57)を、立憲民主党が参院選の全国比例で擁立すると一部で報じられたことにも触れ「あのニュースは、自分が考えるきっかけというか、要素にはなった。国会議員のあり方、参院選に出そうなメンツ、次出るんじゃないかという顔ぶれを見て、自分も無視というか無関係じゃいられない、いちゃいけないんじゃないかと思ったんです」と語っていた。