政女党・大津綾香氏は落選 政界挑戦あきらめない 立花孝志氏とのバトル「私が勝てる」目黒区議選

杉田 康人 杉田 康人
選挙結果を受け会見する大津綾香氏=都内
選挙結果を受け会見する大津綾香氏=都内

 統一地方選後半戦で行われた東京都目黒区議選(定数36)が23日、投開票され、政治家女子48党から立候補した大津綾香氏(30)が落選した。9日投開票の神奈川県知事選で敗北。2度目の選挙戦で政治家女子を目指したが、かなわなかった。1008票で48位。24日未明に会見し「残念な結果になってしまった。私の力及ばず本当に申し訳ない。政治家女子48党も、思ったより悲しい結果になってしまっている。どのように政治家女子をプロデュースしていくかということを、真剣に考えていかなければならない」と〝党首〟として頭を下げた。

 同党の代表権をめぐり、立花孝志氏(55)や斉藤健一郎参院議員(42)らと対立。自身を代表権を持つ党首とする地位保全の仮処分を千葉地裁に申し立てたまま選挙戦に突入した。分裂状態に加え、政女党と政治団体・NHK党の候補者が乱立。「この問題がなければ、もっと票が取れたと思う候補者もいる。本当に、政治家女子の候補者と関わりたかった。私と話すってことが、謀反みたいなことになっていた。当たり前に自由に、みんなで応援して受かることを目指すためには、こういう風にみんなが巻き込まれるような状況、パワハラみたいなことがある状況をそもそもなくしたい」と振り返った。

 同区議選の女性最年少候補をアピール。一時保育ステーションの整備やこども食堂の拡充を訴え「区政を変えたい。若い人のためにお金を使ってほしい」と訴えたが、目黒区民に届かなかった。「選挙に出る気持ちはあります。本当に1人1人、絶対に政治家になりたい受かりたいと思っている子を応援していきたい」と、政界への再挑戦を宣言する。

 立花氏とのバトルは続くが「通常であれば私は勝てると思っています。お金があるところに人が集まるんだとすれば、私が(代表だと)認められれば、プロデュースしていくということはできる。それをできる限り、早くできるように頑張っていきたい。判決が出れば、いろんなことが変わる」と、早期決着を望んでいた。

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