東京都目黒区議選(23日投開票)に政治家女子48党から立候補した大津綾香氏(30)が22日、同区内で街頭演説した。「区政を変えたい。しがらみのないまっさらな候補者だからこそ、間違っていること、取り入れたいと思うことを主張できる。若い人のためにお金を使って欲しいと心から思っている。リアルな声を届けたい」と最後に訴えた。
同党の代表権をめぐり、立花孝志氏(55)らと対立。「住所も家の間取りも、実家の住所もすべてさらされた。元カレにも連絡され、デマを流され叩かれもしてきた。すべてをさらけ出しました」と、7日間の選挙戦でさまざまな妨害行為を受けたと主張した。
演説中に感極まる場面もあった大津氏は「政治家女子48党のコンセプトやアイデアは素晴らしかった。いろんな女性が全国から立候補して、若い人たちが、政治に興味を持ってもらえたんだなと思う。私が立候補するきっかけをいただいた立花さんには感謝しております」と声を張り上げた。
続けて「積極的に女性を応援できる、育てることができる。それができたら本当に素晴らしくありませんか。本当に党のお金の流れをきれいにして、正しい方向に持っていきたい。候補者ひとりひとりをプロデュースして、選挙のコンサルも入れたい。正義は勝つんだと思って戦ってきた。負けるわけにはいかないんです!」と、政治家女子48党の将来を決める戦いだとした。