俳優のクリス・ヘムズワース(39)はアルツハイマー型認知症の「リスクが高い」と判明したことからキャリアを見直し始めたという。ナショナルジオグラフィックとディズニープラスによるドキュメンタリーシリーズ『リミットレスwithクリス・ヘムズワース』の撮影中、同認知症を発症する可能性が高いことを知らされたクリスは、健康を考慮して仕事を入れ過ぎないようにはしているものの、早期に引退するつもりはないそうだ。
ある関係者はページ・シックスにこう話している。「彼は、『アベンジャーズ』続編でのソー役や、プロレスラーのハルク・ホーガンの伝記映画を含む現在予定されている4作品を終えた後、(発症リスクが高いことを知った)アルツハイマーのため、多くの役を受けないつもりです」
女優の妻エルサ・パタキー(46)との間に3人の子供がいるクリスは、ヴァニティ・フェア誌とのインタビューで、アルツハイマー型認知症のリスクを知ったものの「どのような意味でも引退は考えていない」と話している。昨年11月に行った検査で、他の人よりも「8から10倍の」発症リスクがあることが判明した時にはショックを受けたという。
「ほとんどの人達は、死について話したがらない。そして突然、それが起こる道のりを示した検査結果を知らされて、現実味を感じる。自分の死と向き合うことになる」と話すクリスは、現在は「すでに契約した事を終わらせている」状況だそうで、将来の計画の中には「家に帰り、たっぷりオフをとって、物事をシンプルにする」ことや「子供達や妻と一緒にいる」ことが含まれているという。