アフターコロナの“推し活女子”は会えなくても熱狂的!?「生身のBTSに会ったら、どうなって…」

こずえ こずえ

 アイドルやキャラクターを熱狂的に応援する“推し活”。コロナ禍以降、人と会うことや密を作ることが制限されたことで、その熱狂も落ち着いてしまったように思いましたが、推し活をしている方々にとってはあまり関係がなかったようなのです!

 特にアイドルの場合は、「実際に会って応援できない」ことが良いスパイスになり、これまで以上に推しの対象を好きになった人もたくさんいて、なかには、コロナ禍に「推し活」をスタートさせ、「いつか会える日が楽しみで仕方がない!」というツワモノもいます。

 そこで今回は、以前に本誌にて推し活ライフ漫画として紹介させていただいた田丸はるかさんに改めてお話を聞きました。生身のアイドルに会えない推し活ライフに、どのような楽しみ方があるのでしょうか?

「実際にライブに行ったら、ちゃんと歩いて帰れるか」

──そもそも、推し活をはじめたきっかけを教えてください。

田丸さん:私の母が音楽に関してだけミーハーなんですけど、その頃ちょうどBTSの「Dynamite」や「Butter」が世界中で大ヒットしていた時期でした。母が毎日のようにMVをテレビで流していて、いつの間にか私の方が好きになってしまったんです。いわば「刷り込み」ですね。今にして思えば、母の「推し活」の成果だなぁと思ってます。 

──普段はどのような推し活ライフを楽しまれているのですか?

田丸さん:ちょうどライブツアーが始まった頃だったので、オンラインで観戦をしていました。画面越しですけど、公式のペンライトを持って、本当に会場にいるつもりで臨んでました。あと、ファンの方が作ったYouTube動画を暇さえあれば観るのが日課です。推しグルや推しメンの魅力を紹介する動画なのですが、上手い人は編集の仕方が巧みで、実際私がファンクラブに入る決断をしたのもARMY(BTSのファンネーム)の方々が作ったBTSの動画を観て「このグループを応援したい」と思ったからでした。

─田丸さんから見て、「この人はすごい!」と思われるファンは?

 田丸さん:去年、入国制限が緩和したと同時に、聖地巡礼のために渡韓された方がいて、シンプルにすごいと思ってしまいました。あと、推しが表紙を飾る雑誌(韓国のファッション雑誌)があって、6パターンあったのですが、それを全種類購入された方。もちろん中身は全て同じです。 またこれは別界隈の話なんですけど、購入した推しグルのCDを友だちや知り合いに配っている方がいました。これは、真似できない!って(笑)。

──では、いつかリアルのBTSに会えるのが楽しみですね?

田丸さん:オンラインライブでもあんなに緊張したのに、実際観たらどうなってしまうんだろう……。終わったあと、歩いて帰れるのか……と少し心配です(笑)。でも会場の熱気や生歌の迫力を、体感してみたい気持ちでいっぱいです。とにかく本当に彼らが存在しているということは、生きているうちに肉眼で確かめたいです!BTSはニュースなどで報道されてるように、今は兵役に行く時期なので、日本でのライブが何年後になるのかはわかりませんが……。ライブに行けたら、後日、レポ漫画が描きたいと思ってます。私は漫画が描けるので、漫画で推し活していきたい!ということをいつも考えていますよ。

 眩しいほど情熱的に、BTSの推し活ライフを語ってくださった田丸さん。普段の生活の中に、「推し」があるだけでこんなに幸せに暮らせるのだと勉強になりました。私も、人生が豊かになる推しを見つけていきたいと思います!

■田丸はるかさんの「推し活漫画」はTwitterへ
https://onl.bz/1hbWchU

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