ネットフリックスがスパイス・ガールズを題材としたドラマを制作するという。1990年代後半に世界的なヒットを飛ばしたスパイス・ガールズのメンバーとして一躍有名となったジェリ・ハリウェル、ヴィクトリア・ベッカム、メル・B、エマ・バントン、メラニー・Cの5人だが、以前『ザ・クラウン』の制作会社レフト・バンク・ピクチャーズが同グループの伝記作品を制作すると報じられていたものの、ある関係者によると、ネットフリックスが制作を手掛けることになったという。
ある関係者はザ・サン紙にこう語っている。「幹部たちは、グループ全員ができるだけ多くの意見を提供することを熱望しています。ポップ界の大御所ですからね」「しかし、ネットフリックスは本物の王族の意向を無視して『ザ・クラウン』の製作に踏み切った組織ですから、必要なときには単独でやることも恐れません」「このプロジェクトはまだ初期段階なので、スパイス・ガールズの5人全員を参加させる時間は十分にあります」
1994年に公開オーディションで結成され、当初はタッチとして知られていたスパイス・ガールズは、1998年にジェリが衝撃的な脱退を遂げるまで、シングル6作が連続1位、アルバム2作が1位を記録し、2000年に最後のアルバムをリリースした。2007年にワールドツアーのために再結成したほか、2012年のロンドン・オリンピック閉会式では、5人全員でヒット曲メドレーを披露、さらに2019年にはヴィクトリア不参加でスタジアムツアーを敢行している。