アルバイト学生の32.6%が「長時間労働」「いじめ」「ハラスメント」などのトラブルを経験

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージです(mapo/stock.adobe.com)
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 日本労働組合総連合会がこのほど、学生の労働に対する意識や実態を把握するために「学生を対象とした労働に関する調査」を実施。その結果、アルバイト経験がある学生の32.6%がアルバイト先で労働条件や人間関係等のトラブル経験をもつことが分かった。

 同調査では、ネットエイジア株式会社の協力の下、男女各500人ずつ計1000人の学生(高校生、高専生、大学生、専門学校生、短大生、大学院生)にインターネットリサーチを実施した。

 その結果、68.8%の学生がアルバイトの経験をもつことが分かった。また、学生区分別にみると、高校生・高専生の35.8%、大学生等(大学生・専門学校生・短大生・大学院生)の90.7%がアルバイト経験が「ある」と回答。男女別にみると、アルバイト経験がある人の割合は女性が71.8%、男性が65.8%で、女性の方が6.0ポイントも高い結果となった。

 アルバイト経験を持つ学生にアルバイト先で労働条件、人間関係等のトラブルにあったことがあるか聞くと、「ある」は32.6%、「ない」が67.4%という結果に。トラブル内容は労働時間関係(長時間労働、シフト等)と人間関係(いじめ、ハラスメント等)が大多数。また、休日・休暇関係や賃金関係(未払い、最低賃金等)なども挙げられた。(連合調べ)

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