元サッカー日本代表の武田修宏氏が29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、昨年11月に森保一監督を激励するために、三浦知良、ラモス瑠偉氏とともに食事会を開いた経緯を明かし、羽鳥アナらを感激させた。
この日は武田氏を解説に迎え、サッカー日本代表の次戦・スペイン戦の見どころやキーマンなどを聞いた。
武田氏は森保監督とは“ドーハの悲劇”で悔しさを一緒に味わった仲。昨年、ワールドカップアジア予選の1戦、3戦で敗戦し、監督解任論が出た際には「孤立している感じがしたので、元気を出してもらうために」と食事会を企画。最初は武田氏、森保監督、代表のコーチと3人で食事をする予定だったが、そこにカズ、ラモスというレジェンドも「快く時間を付くってくれて」、昨年11月に合計5人で食事会を行ったという。
後日、武田氏が森保監督に食事会のことを聞いたところ「あの食事会で勇気をもらった。トップの監督は少しでも不安に思うと、選手に影響して負ける確率が高くなる。だから常にそういう気持ちを持たないといけないとパワーを頂いた。日本に波を作って頂いたと言っていた」と森保監督の言葉を紹介した。
この話に、菊間千乃弁護士は「サッカーは特別というか、国民が応援もするが批判もする、大変な重責」としみじみ。そして「武田さん、いい方ですね」と言うと、武田氏は照れ笑い。
羽鳥アナも「(武田氏は)実力と人気と人柄がそろってる」というと、菊間氏も「自分が監督なら本当に嬉しいと思う」とコメント。
ちなみに主催は武田氏だったが、支払いはカズ。そこをツッコまれた武田氏は「支払いに行こうとしたら、カズさんが『ここだけは俺に任せてくれ』と」と、カズが強引に?支払ったと説明。羽鳥アナが「ここだけですか?」と聞くと「だいたいカズさん。ありがとうございます」と、他のシーンでも支払いはだいたいカズだと明かし、スタジオを笑わせていた。