クレーマー対応ってこれでいいのかも? 理不尽なクレーマーを題材にしたギャグ漫画が話題

中将 タカノリ 中将 タカノリ

理不尽なクレーマーを題材にしたギャグ漫画がSNS上で大きな注目を集めている。

「クレーマーバトルクラブ」件の作品を紹介したのはギャグ漫画家の小山コータローさん(@MG_kotaro)。

舞台は「上のモン出せ!」「どうしてくれるんだ!」とオラつくクレーマーたちの対応に明け暮れるコールセンター。埒のあかない不毛なやり取りに疲れたスタッフたちはやがて、通話中の受話器と受話器をテープで固定し「クレーマーバトル」に興じはじめるのだった。

奇想天外ながらも痛快なこの作品に、SNSユーザー達からは

「YouTuberとか水ダウに実現してほしい笑」
「実際に架空請求業者同士を対決させてる動画(音声)を昔見たことありますねw」
「陣内の忘れ物センターの変態と仏壇セールスやんww」
「AIというか音声botがもっと進化して、どう見ても暇つぶしみたいなクレームはとっととAIに任せて、人間オペレータさんは普通の応対してもらわないとオペさんも大変だし、問い合わせたいこちらも通話中で待たされるストレスから解放されないのだ。」

など数々の絶賛の声が寄せられている。

小山さんにお話を聞いた。

中将タカノリ(以下「中将」):今回、クレーマーをテーマに作品を描かれようと思われた経緯をお聞かせください。

小山:自分自身がクレーム対応した経験はあまりないのですが、漫画を描くにあたり「何かを対決させたいな〜」とこの設定を思いつきました。

中将:これまでの反響やコメントについてご感想をお聞かせください。

小山:みんなクレーマーに困ってるんだな〜と感じました。理不尽なクレームに関しては、コレで対策していただければ幸いです。

◇ ◇

コールセンターは一定の規模の企業を運営する上で欠かせない機能だが、クレーマーのような不良顧客の対応が果たして必要なのかとあらためて考えさせられる作品だった。

なお小山さんは昨年8月に作品集「小山コータローの遺作イチ」(ナンバーナイン)を発表。今作のように切れ味のいい作品が多数収録されているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

小山コータローさん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/MG_kotaro
「小山コータローの遺作イチ」(ナンバーナイン):https://www.amazon.co.jp/dp/B09C8PDN1S/ref=cm_sw_r_cp_api_gl_5085PDFWCXXF0YM2CM0K

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