akiya_b

“緑茶習慣”で年末年始を健やかに 実は2種類ある「脂肪対策緑茶飲料」上手に飲んで楽しい宴席を

悠々〜ライフ

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージ(kai/stock.adobe.com)
画像はイメージ(kai/stock.adobe.com)

 年末年始にかけ、忘年会や新年会で外食の機会が増えてくる。宴席は楽しいものだが、一方で「つい飲み過ぎてしまう」「翌朝がつらい」と感じる声も多い。特にシニア世代にとっては、体の負担を抑えながら上手に楽しむ工夫が欠かせない。そこで注目したいのが“お茶の力”だ。

 緑茶に含まれる「カテキン」は、食べた脂肪の分解や燃焼を助ける働きがあるとされ、キリンや伊藤園など緑茶飲料メーカーも、多様な研究結果を公表している。また、緑茶特有の渋みや苦味は口の中をさっぱりさせ、食べ過ぎや飲み過ぎを抑えてくれる。

 宴席には温かい緑茶がおすすめ。揚げ物などの“こってりした流れ”を一度リセットし、一区切りついた感じになる。緑茶に含まれるテアニンには気持ちを落ち着ける作用があるとされ、飲み会の高揚感でつい箸が進むのをやわらげてくれる。夜の宴席でカフェインが気になる場合は、緑茶よりもカフェインの少ないほうじ茶にするのもひとつの方法だ。

 ペットボトルなどで売られている緑茶系飲料もうまく活用したい。近年は、健康効果を表示した「トクホ(特定保健用食品)」の許可を取得した飲料も開発され、市場規模は拡大。インテージ+のデータによると緑茶飲料市場は2024年に4730億円と過去最高を記録した。中でも、“脂肪対策緑茶”の販売額は21年737億円から24年1016億円と着実に伸長。定番カテゴリーとして定着しつつある。

 一見、同じように見える“脂肪対策緑茶”だが、実は大きく分けて「排出型」と「燃焼型」の2種類ある。

 「排出型」は、「ガレート型カテキン」などの茶カテキンの作用で食事の脂肪吸収を抑え、排出を増加させる。脂っこい食事や外食の多い人、体脂肪をこれ以上増やしたくない人におすすめだ。

 「燃焼型」は、ケルセチン配糖体という成分により、脂肪分解酵素を活性化させ、体脂肪を減らす働きをサポートする。運動習慣のある人や今ある体脂肪を落としたい人向けとされている。

 宴席など食事中に向いているのは前者の「排出型」。お茶は胃腸にやさしく 、気持ちを落ち着かせ、過剰な飲食を防ぐ“小さなブレーキ”になってくれる存在だ。また、緑茶の効果は継続するほど表れやすいとされている。生活リズムが乱れやすい年末年始、日頃からの“緑茶習慣”が体調のバランスを整える心強い味方になってくれるだろう。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース