参議院議員選挙が10日、投開票され、東京選挙区(改選6)に自民党から立候補した元アイドルグループ・おニャン子クラブのメンバーでタレントの生稲晃子氏の当選が確実になった。
生稲氏はこの日、テレビ各局のインタビューは一切行わないという、注目候補としては異例の展開となった。この件に関して、テレビ東京系選挙特番「池上彰の選挙ライブ」内で司会の池上彰氏が言及。同局は生稲氏に番組出演をオファーしたが、「全ての番組のインタビューには応じない」という返事だったとし、同局の記者が陣営に取材したところ、匿名を条件に「生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないからだ」と説明されたと暴露した。
生稲氏の当確後、陣営の関係者はよろず~ニュースなどの取材に対応。「テレビ東京に怒っている。ああいう報道をされて(有権者から)どうなっているんだという電話が我々のところにあった」と憤りを示した。
インタビューNGとなった理由については「当確が出るのが遅くなるのが見込まれ、各社のインタビューを受ける時間がないので、0(全く受けない)か100(全部受ける)かを選ぶとなった時に、0を取った」と説明。「政治家の資質がないと言われれば、これから政策を提言し評価してもらうしかない」と語気を強めた。