山本太郎氏 メロリンQ登場は「『れいわ甲子園』だから」 当落選上の焦りは否定

杉田 康人 杉田 康人
会見するれいわ新選組の山本太郎代表
会見するれいわ新選組の山本太郎代表

 参院選が10日、投開票され、東京選挙区(改選6)に立候補したれいわ新選組の山本太郎代表(47)が当選した。

 山本氏は当選確実を受けた後の会見で、選挙戦中に「メロリンQ」が登場した理由を説明した。3日に都内で行ったイベント「れいわ甲子園」で、日本テレビ系で放送された「天才・たけしの元気がテレビ!!」内のコーナー「ダンス甲子園」で人気を博した山本氏の一発芸キャラ・メロリンQを約30年ぶりに解禁。世間の注目を集めたが、他陣営からは「なりふり構わず」とやゆされた。

 これまでも各地で群衆から「メロリンQやって~」とせがまれていたが、山本氏は「メロリンQは総理大臣になってから」と固辞していた。「ダンス甲子園でデビューしたので、れいわ甲子園でチラ見せしてあげたいと。メロリンさんに相談した」と経緯を説明した。

 東京選挙区の6議席目にすべり込んだ山本氏だが、当落線上での焦りでのメロリンQ登場を否定。「切羽詰まってはいなかった。切羽詰まってたら、みんな見せている」と、水泳帽にバスローブで登場しながらも、海パン一丁にはならなかったことを理由とした。

 取材陣から「公約通り、総理大臣になったら海パン一丁のメロリンQを披露するのか」と問われた山本氏は「僕は公約は守るほうですから」とニヤリと笑った。

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