当選のれいわ・水道橋博士、〝宿敵〟松井一郎氏に感謝「訴えなければここの席にいることなかった」

杉田 康人 杉田 康人
当選確実を受け会見に臨む水道橋博士
当選確実を受け会見に臨む水道橋博士

 参院選が10日、投開票され、全国比例にれいわ新選組から立候補した漫才コンビ・浅草キッドの水道橋博士(59)が当選した。

 都内のれいわ新選組の開票所で、午前2時過ぎから始まった会見で、博士は「当選するとは思っていなかった。松井市長が訴えなければ、ここの席にいることはなかった。法律を作りにいく」と語気を強めた。

 日本維新の会代表の松井一郎大阪市長(58)から、名誉毀損で提訴された。松井氏からの訴えを、通称「いやがらせ裁判」と呼ばれる「スラップ裁判」と主張。反・スラップ裁判の立法を目指す決意を新たにする。

 師匠のビートたけしや、浅草キッドの相方・玉袋筋太郎への当選報告はまだだが「報告したい。漫才も続けていきたい」と話し、浅草キッドとしての活動継続を示唆した。

 「遊説はめちゃくちゃ勉強になった。毎日芸人として、芸を磨いているようなもの。国会質問とかで爆弾男と呼ばれたい」と、タレント議員として国会でマシンガントークを披露する。

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