「THE MATCH 2022」(19日、東京ドーム)
那須川天心が1日、前日に武尊との大一番をフジテレビが放送しないと発表したことに対し、インスタグラム上で試合の辞退も示唆して放送実現を強く訴えた。
天心は「たまたまつけたテレビで人生が変わることもあるし、俺は地上波で格闘技を見てキックボクシングを始めた」と地上波放送の影響力を強調。「だから最後は絶対にテレビでやらないと恩返しが出来ない。この試合を見て格闘技を始める人、何でもいいから何かを始める人たくさんいると思う。そのきっかけになりたい」と恩返しの思いを吐露した。
インターネットやペイ・パー・ビューの時代になりつつあることを認めながらも「俺はお金の力に負けたくない。この試合はたくさんの子供たち、未来のある人たち、より多くの人たちに見てもらいたいし、それには地上波しかない」と力説。そして、「もし地上波でやらないのであれば俺はもうやめてもいいと思ってる」と試合を辞退する考えも示し、この試合を最後にボクシングへ転向することから、「最後なんだ。これで終わりなんだ。頼む。日本はまだまだ出来るはず」と懇願した。