RISE世界フェザー級王者の那須川天心が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、人気コミック・アニメ「鬼滅の刃」のキャラクター・猗窩座(あかざ)に苦言を呈した。
猗窩座は9月25日にフジテレビ系で放送された「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」に登場する鬼。劇中では主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が所属する「鬼殺隊」の主力「柱」の煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)を激闘の末に倒すキャラクターだ。
那須川は「猗窩座はね、ふざけてると思う。ふざけているというか、ちょっとね…情けないと思う!」とまじめに批判した。猗窩座が、炭治郎や煉獄が列車での激闘を経た後に出現したことが気に入らないようで、「煉獄さんとか、炭治郎が疲れてる時に、ハァハァハァハァしてる時にお前きたよな?正々堂々とさ、戦おうぜ」と呼びかけた。
一方で、「格闘家目線」として、猗窩座が武器を使わずに徒手空拳で戦ったことは評価。「ガードが低い」と技術面での甘さも指摘した。
猗窩座が煉獄に対して「お前、鬼にならないか」と呼びかけていたことにも触れ、「逆に俺は言いたい。猗窩座、お前、格闘家にならないか?」と勧誘する一幕も。言いたいことを言うと最後は「フロに入りたいと思います」とおもむろに着ていたトレーナーを脱いだ。下は、猗窩座の体の模様のボディースーツと衣装。最後はきっちりとオチを着けていた。
那須川の熱のこもったトークにファンは「キックで敵がいなくなったから、猗窩座にケンカうりだした」「大みそか、天心VS猗窩座楽しみにしてます」と大盛り上がりだった。一方で、「鬼滅」ファンは、猗窩座が元々武道家で、壮絶な過去を経て鬼になったと知っているだけに「猗窩座の過去を見れば見方を変えてくれるだろう」「(猗窩座の)足元に出る雪の結晶の意味、わかると泣けますよ」などとコメント。猗窩座の“全て”を知った後の那須川の反応を楽しみにしていた。