宇宙からの無線信号が、地球外生命の存在を示唆しているかもしれない。世界で最も高精度の宇宙望遠鏡が検出した信号にその可能性が秘められているという。天文学者が165光年離れた場所にある19の赤色矮星からの微力な信号を発見、その4つが地球外生命のある惑星の軌道を回っている可能性があるという。
太陽風と相互作用する惑星の磁場がその信号を発生させているそうで、イギリスのベンジャミン・ポープ博士はこう話す。「我々の太陽系外にある惑星からの無線信号を検出するのは初となります。銀河中の惑星の発見に繋がるかもしれません」
今回の奇妙な無線信号はオランダの低周波電波干渉計から観測された。ライデン大学のジョセフ・カリンガム博士は、「何光年も離れた私たちを魅了するスペクタクルです」と話している。