心の中が読めるヘルメットが、2030年までに完成するという見方がある。バイオハッカーの起業家ブライアン・ジョンソン氏は、人工知能と人間の心(精神)をつなげるヘルメットを目下開発中。脳の仕組みを把握できればと、10年ほどの先をにらんで”夢のヘルメット”制作に意気込みを見せている。
このヘルメットは脳の血中酸素を正確に測定するレーザー光を搭載し、脳の神経細胞(ニューロン)の電気インパルスを記録するという。
ジョンソン氏は「社会としてあらゆる面で進歩するためには脳をオンライン化しなければいけません。ホモサピエンスの歴史で私たちがその初めての世代となります。自分たちの生涯を見渡し、完全に新しい意識的存在へと進化するです。テクノロジーが自分の一部になる、人類の架け橋になり得るものを私は作っています」と語った。